ためになる話

贈り物のマナー                   モヨリノより

頂き物をしたとき お礼の気持ちはすぐに伝えるのがマナー。電話でお礼を言うことは失礼といわれています。特に あまり親しくない人には 電話でないほうが無難です。親しければ「電話で失礼します」とか「お声も聞きたくて・・」と前置きしたうえで簡単に心を伝えます。葉書は「葉っぱに書く」からきたメモ書きの意味ですので 目上の方には封書のほうが適しています。お返しをする場合は 手紙は3日以内ですが お返し物は3週間から1ヶ月たってから送るのがよいでしょう。受け取れない場合は 品物をあけないでそのまま包装し「お心ありがとうございます。申し訳ありませんが頂戴いたしかねます。今後はこのようなお気遣いなさいませんようお願い申し上げます」などと手紙を添えて やんわり断ります。

種類 

正しい対応 

入園・入学・卒業・就職・成人祝い  子供の成長を願って贈るお祝いなどにはお返しは不要。親に贈られる出産祝いなどにはお返しが必要  
お中元・お歳暮   お中元・お歳暮のようにお世話になった人に贈る場合は お返しは不要 
災害見舞い・火事見舞い   災害にあった人を助けるという意味合いもあるので お返しは不要  
新築祝い・引越し祝い    新しいお家にお招きすることが お祝いのお返しに相当。お招きできない場合に お返しを贈る 
転勤になったとき    栄転や昇進などで別れる時に贈るお餞別には お返しは不要

いただきもの 

 返礼の仕方

結婚祝い  いただいた金額の1/2くらいを返す。披露宴に招待した場合はお返しは不要 
新築祝い  新築披露に招待した場合はお返し不要。しない場合は(新築)内祝いを贈る 
出産祝い  内祝い 名入れは生まれた子供の名前 
入学・卒業・就職  お礼電話か お礼状 
長寿祝い  内祝いとしてお返し
昇進・栄転・慶弔(会社名で)災害見舞い・餞別  お礼状

贈り物Q&A

 Q

 A

友人の家に招待されたときの手土産  相手の好みの物はO、友人宅の近所で買うのはX

お正月 祖父母に「お年玉」と書いたお小遣いを渡す 

目上の人が目下の人に贈るのがお年玉、年長者には「お年賀」「御慶」と書いて贈る 
結婚祝いとして贈る祝儀袋の水引  結婚は10本結びきりを使用(蝶々結びは 何度あっても良い祝い事に、結びきりは 二度とあってはいけない事、結婚、病気・お見舞いごとなど)
中学を卒業し 高校進学時の表書き  卒業し進学した場合は先の物を優先するので「御入学祝」または「合格御祝」 
いつもお歳暮を贈っている人から喪中はがきが来た時 お歳暮はお世話になっている感謝の気持ちを贈るもの、喪中でも贈ってよい
数え61歳の還暦御祝いの表書き  「賀華甲」・・華の字は+が6個とーが1個でできていて甲は物事の始まりの意味。または「祝還暦」 
目上の人へのプレゼントで避けたほうが良いもの  靴下など毎日身に付ける物を贈るのは経済的に困っているという意味合いがあり 避けたい 
結婚祝いに贈ってはいけない物  切る・別れる・壊れるはタブーでしたが 最近は本人の希望であればO、必ず一言添えるようにしましょう 
友人に子供が生まれた、お祝いを贈る時期は  安定するのは7日が目安、7日以降のが思いやりがある 
出産祝いの表書きで書かないほうがいのは  一般には「御出産祝」「御祝」、「御安産祝」はX 
出産祝いをいただいた方へのお返し  紅白蝶々結びの水引、「内祝」名入れは子供の名前、名前にルビをふると親切です 
新築祝いを贈る場合、タブーな物は  火事を連想させるストーブや灰皿などはタブー 
生前墓を建てた御祝いは  生前墓は長生き、幸せになる意味合い、紅白結びきりの水引で 「御建碑御祝」 
結婚御祝い25年目の御祝いを贈る  「銀婚式御祝」紅白又は金銀の水引、蝶々結び 
入院お見舞い  「お見舞」紅白結びきり水引 
回復し退院後 お見舞いを頂いた方へのお返し  「快気内祝」「本復内祝」紅白結びきり水引き 
あまり親しくない近所の方のお香典 水引の色は 金額が少ないときは 水引は豪華にしない(銀はX) 
葬式の不祝儀袋の墨の色  葬式は突然のことですので、慌てて墨も良くすれないうちに書いてきました、悲しみの涙で薄くなりましたという意味で 薄墨に 
神式の葬式の不祝儀袋の表書き  「御榊料」「玉串料」 
キリスト教の不祝儀袋の表書き  「御花料」「御白花料」 

   ※水引の本数:結婚関係のみ10本、その他はすべて5本

デジカメ入門

                                                   コレカラより

旅行にはかかせないデジカメ、でも後から見ると 絵葉書をまねしたような写真ばかりで がっかりしたことはありませんか。旅行の楽しさがあふれる撮り方のワンポイントレッスンです。

 □お弁当・・・ できるだけ窓際において 窓からの光が明るくお弁当にあたるようにすると食  
         べ物にシズル感と呼ばれるみすみずしさが生まれる。また ひざの上においたり 
         箸を使ってているところを撮ると 表情のある写真になる。カメラはお弁当に近 
         づけず 少し離れた所からズームするとおいしそうに写す事ができる。ストロボ
         は使わない

 □車内・・・・車内の人物撮影では、昼間こそストロボを使う。昼間は窓の外のほうが車内より
         明るいため 逆光になるからだ。ストロボを使うときは 窓ガラスの反射に注意
         やや斜めから撮るか人物でストロボの光を隠すといった工夫が必要だ。

 □大きな建物・・大きな建物と人物を一緒に撮るとき 近づいて撮ると建物全体の大きさがわか
          らない。最初に建物全体が画面に収まるようにアングルを決めてから、被写体                                         にカメラから4〜5歩の距離に入ってもらうと 建物も人物もきちんと撮れて
          奥行きがうまれる

 □自分撮りモード・・カメラマン役はどうしても写真が少なくなりがち。最近は自分撮りモー
            ドがある。これは自分の顔に向けてシャッターを切るとピントがあった写
            真が取れる機能で 持ち方が不安定になっても多少ぶれてもピントが顔を
            追跡、撮影の失敗をカバーしてくれる。

 □軒下・・・思い切ってカメラを人に近づけて撮影する。軒下には外光が入ってくるが 外との
        差で手前が暗く写る。カメラのオートモードにするとストロボが光らないことがあ
        るので 強制発光を選択する。

 □美白・・・色白が百難隠すのは今も昔も変わらない。撮影時に周りにある白いものを上手に使
       うのがコツ。障子やハンカチ、テーブルなど。上が明るく下が暗いと、シワが立体
            的に見えるので 下の暗い部分を明るくすると肌が白くスベスベにみえる。

 □料理・・・皿の後方から手前に光が差すとおいしそうに撮れる。室内でもストロボは極力使わ
        ない。

 □接写・・・マクロ撮影モード(チューリップマーク)を使用。通常モードで撮影しようとす          
       ると 数十センチまで近づくと ピントが背景に合ってしまう。
 □セルフタイマー・・おき場所が決まれば 顔認識でピンボケしらず。三脚がないときは置き
  場所を探し、微調整はコインなどをつかうとよい。

 □夜景・・・「夜景モード」に加え 最近は「夜景+人物」を備えたカメラが増えている。夜景
        モードだと人物は真っ暗になってしまうが +人物機能だと両方ともきれいに撮
        ることができる。繁華街のような明るいところでは 通常の撮影モードでも撮る
        ことができ それぞれ独特のあじわいがあるので 上手に使い分けるとよい。

 
これだけは知っておこう!デジカメ用語

近・広の「広角レンズ」
遠・狭の「望遠レンズ」
レンズの単位はmmで表されるが これはレンズの厚さではなく 焦点距離のこと。値が大きければ写る範囲が狭く 遠くがアップに。値が小さければ写る範囲が広くなるが 対象に近づかなければ アップに撮れない。コンパクトデジカメの場合 一眼レフのフィルムサイズである35mm判の焦点距離に換算し、35mm以下が広角レンズ、70mm以上が望遠レンズといわれる。 
「通常撮影」
「マクロ撮影」
対象に接近して撮影することを 接写といい、コンパクトデジカメでは 1〜10cm程度まで近づくことができる。マクロ撮影の場合 手振れの影響を受けやすいので しっかり固定すること 
「光学ズーム」
「デジタルズーム」 
光学ズームは焦点距離を伸ばして 画像をアップする。これに対してデジタルズームは光学ズームで一番大きくなった画像を コンピュータを使って さらにおおきくするため 倍率が大きくなるほど 画質が劣化する。 
「ISO感度」
「シャッター速度」 
光に反応する度合いを ISO感度で表す。数字が大きいほど暗い場所を撮影しやすいが 画質は粗くなる。シャッター速度を遅くしても 暗いところは撮れるが 速度が遅くなるほど 手振れしやすくなる。コンパクトデジカメの多くは ISOは調整できても シャッター速度はカメラ任せだ。
「強制発光」
「自動発光」
「発光禁止」 
ストロボの使い方は いい写真を撮る重要なテクニック。シャッターを押せば発光する「強制発光」、撮影状況に合わせて発光する「自動発光」、周囲が暗くても発光しない「発光禁止」の使い分けが必要 
「手振れ補正機能」
「顔認識機能」
カメラ本体がぶれた時にレンズやCCDが動き ブレを補正する「手振れ補正機能」と画面内の人の顔を検出する「顔認識機能」は今やデジカメ必須機能だ。