生活の知恵
おいしい秋野菜の選び方 ecomomより
●里芋 おいしい時期は10から11月 特徴のぬめりは炭水化物とたんぱく質が結合した 水溶性食物繊維のガラクタンとムチン。ガラクタンには免疫力を高め、消化促進。ムチンは たんぱく質の消化吸収を助ける。 |
選び方・料理のコツ 表面の縞模様が平行で均等、くっきりとし 泥つき、湿りのあるものが鮮度がよい。形が左右対称、ひび割れのないもの。煮物や揚げ物向き。皮をむぐ時は上下を少し切り落として縦方向に向くと作業しやすい。 |
●れんこん おいしい時期は11月以降の寒い時期 ビタミンC、食物繊維が豊富。でんぷん質が多いので 熱に弱いビタミンCが失われにくいのも特徴。野菜にはあまり含まれないビタミンB12も多く 貧血予防に |
選び方・料理のコツ 漂白されていると味が落ちる。自然な皮は肌色に近い茶色。穴の状態が見えるものは 均一なもの、また握った感覚がしっかりしたもの。酢の物や煮物は歯ざわりが楽しめ、すりおろして熱を加えるとねっとりした食感が楽しめる |
●にんじん オレンジ色の一般的なヨーロッパ人参は 9月〜12月が旬 豊富に含まれているベータカロテンは、体内で必要なだけビタミンAに変化して、皮膚や粘膜を健康に保つ働きが。食物繊維やビタミンC、B1、B2、また鉄分やカリウム、カルシウムも豊富
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選び方・料理のコツ 切り口のしんが太いもの中の芯も太く 全体が硬いので 芯の細いものを選ぶこと。色は鮮やかなものがよいが、表面をブラッシングしているものには注意。外皮に近いほど カロテンが多いので 皮はむきすぎないのがコツ。また油と一緒に摂取すると ビタミンAの吸収がよくなる。 |
●さつまいも 9〜10月の新物、また1〜2月には 貯蔵ものが熟成 セルロース、ペクチンなどの食物繊維は便秘を解消すると共に 血液中のコレステロールを低下させる働きがある。豊富なビタミンCは加熱しても糊化したでんぷんの働きで壊れにくく残存率が高いのも特徴 |
選び方・料理のコツ 色が均一で表面にツヤがあり、よく太ったものが良。貯蔵物が出回る頃には 切り口から黒いシミのような蜜が出ているものが 高糖度。逆に黒い斑点が出ているものは低温障害を受けたもの。ゆっくり加熱すると甘みが増すので、蒸し器やオーブンで時間をかけて調理するのがおすすめ。 |
●ごぼう 旬は晩秋から11月〜1月頃の物が香りも 味もよい 食物繊維を多く含む食品の代表。食物繊維は消化吸収されないで体内を通過するので 胃や腸をきれいに掃除して便秘の解消をする。水溶性食物繊維のイヌリンは腎機能を高め 利尿作用もある。 |
選び方・料理のコツ 鮮度や風味を保ちやすい泥つきがお勧め。手に持って軽いものは「す」が入っている可能性がある。握った時弾力があり 断面に空洞がないもの。油との相性がよく 炒め物や揚げ物向き。黒ずみを防ぐには 下茹での時 酢を少したらして。 |
●なす 旬は7〜8月だが、10月くらいから出る 秋なすも美味 約95%が水だが ビタミンB群やCカリウムやをバランスよく含んでいる。豊富に含まれる食物繊維は、便秘を改善し、血糖値の上昇を抑える働きがある。 |
選び方・料理のコツ ヘタのとげが鋭いものが新鮮。皮に色艶があり、大きさに見合った重みのもの。早く収穫されたものは ヘタの下が細いので ヘタの下までよく太ったものを選ぶこと。調理前に塩を振り 出てきた水分をふき取るとアク抜きになる。水っぽくならないので 調理の前にお試しを。 |
塩加減を上手に決めるコツ
丁度いい塩加減とは!ヒントは 私達の体内の塩分濃度にあります。ヒトの体内塩分濃度は 海水濃度とほぼ同じ0.9%、これを基準にするのです。普段はこの数値と同じかまたは薄めにし、汗をたくさんかいたり、疲れている時は少し濃いめにします。これを知っていれば 料理の塩分はピタッと決まります。
※ 塩1と同じ塩分にするためには醤油なら6倍、味噌なら8倍の分量が必要 ちなみに砂糖とみりんは砂糖1に対してみりん3 覚えておくと便利 |
しみぬき
ズームインスーパーで放送していた「しみぬき」を実際に試してみました。 @ 酸素系漂白剤と重曹を同量まぜあわせる A それを汚れた部分につけて やかん等でお湯を沸騰させ 湯気に当てる B その後 洗濯する
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