台湾一周旅行(2011/5/10~5/14)

1日目  成田-台北

機内食 台北空港 ホテルの部屋 ホテルの内観
ホテルの外観

2日目  台中-日月潭-嘉義-台南-高雄

宝覚寺(パオチュエスー)
満面の笑みを浮かべた金色の布袋様が迎えてくれる。戦前に亡くなった日本人のお墓がある。お線香の変わりに煙草を供える。
日月潭(ズーユエタン)
日月潭は水深30m、面積100K㎡の淡水湖。湖の北側が太陽、南側が月に見えることからこの名がついた。早朝は朝霧に覆われ、日中はエメラルド色、夕方は夕日に赤く染まる景勝地だ。湖畔の文武廟を訪れた。入り口には左右に大きな獅子が座っており 岳飛、関羽、孔子が祭られている。
北回帰線(ペイホエクェイシェン)
嘉義駅から北西に約5km、北緯23度27分4秒の北回帰線。夏至には真上に太陽が来る。建物自体は単なるモニュメントで近くに書いた回帰線を示すアーチがある。なぜだか モニュメントは北回帰線より離れたところにあって 何年かごとに作り直されるらしい????
 
 左:北回帰線
 右:モニュメント
赤?楼(ツーカンロウ)
台南を占拠していたオランダ人が築いた。当時は紅毛城と呼ばれ、赤レンガでできたオランダ式建築だったが 壊れた後中国式の文昌閣が建てられた。敷地内にはオランダ人と明朝末期の鄭成功氏に降伏するオランダ人の銅像がある。(台湾島の台南はオランダ人、台北はスペイン人によって植民地とされていた。植民地以前には 14部族からなる原住民も住んでいた
延平郡王祠(イェンピンチュン・ワンツー)
鄭成功が逝去した後台湾をオランダ人から漢民族の手に戻し、開拓した功績に敬意を示し氏を祀った廟を建てた。清にとっては賊の鄭氏を表立って奉じることができず「開山王廟」とした。日本統治時代のなごりとして 入り口に鳥居があるのも珍しい。
澄清湖
台湾西湖と呼ばれ 台湾南部最大の自然と人工を併存した湖畔公園だ。湖にかかった橋は直角にまがって架けられている。悪霊はまっすぐにしか進めないので 曲がっていることによって悪霊から守ることができると信じられている
蓮池潭龍虎塔(ロンフウター)
蓮池潭の南西にある巨大な口をあける二つの塔、九十九折の橋を渡り 龍の口からはいり虎の口から出てくるのが決まりごと。七重の塔に登れば蓮池潭全景が一望できる。
六合二路の夜市
日本の歩行者天国のようにお店や屋台がたくさん出て 夜にぎやかだ。強烈な 臭豆腐のにおいが 日本人にはきつい。マンゴーミルクジュースはとてもおいしかった。

3日目   高雄-台東-花蓮

寿山公園 

山の頂上から高雄の町並みや港を一望できる
三仙台(サンシェンタイ)
広さ22haの大岩礁。昔 呂洞賓、何仙女、李鉄拐 の3人の仙人が来たといういい伝えからこの名がついた。岩礁までは太鼓橋がかかっている。
八仙洞(パーシェントン)
大小14個の洞窟のある石器時代の遺跡。遊歩道や見晴台などがありめぐることができる。その中でもここが一番大きい。高いところのくぼみにはイワツバメが巣を作っている。
 
阿美族文化村(アミ族)
原住民 14部族の内のアミ族文化の保存と観光のためのオプション
 豊年の踊り 竹節の踊り 山狩りの踊り
結婚式の踊り

4日目   花蓮-(特急列車)-台北

 太魯閣渓谷
太魯閣渓谷は2000m級の山々に囲まれた大理石の渓谷で路が縫うように走っている。この道路は人力によって3年10ヶ月をかけて難工事の末に完成した。
太魯閣
渓谷入り口の門。朱塗りの中華式門の向こう側に岩をくりぬいたトンネルが見える
岩をくりぬいて作られた道
燕子口 
絶壁との距離が近く、下深くを川が流れる。絶壁にはいくつもの洞窟があり燕がそこに巣を作っているのでこの名がついた。晩春から初夏にかけて飛び交う燕を見ることができる。
鰐の形をした岩
わかりにくいが 白い色の岩が鰐の形をしている。

長春祠
断崖のすそに黄色い瓦噴きの祠で この難工事で殉職した212名が祀られている。その崖を縫うように流れ落ちる長春瀑布が美しい。
九曲洞
岩をくりぬいて作られたトンネルが蛇行して遊歩道が作られているが 落石が多く遊歩道は歩行禁止。すべてつるはしとのみだけで掘られたという。
渓谷を流れる川
慈母亭
立霧渓と?西渓の合流地点。慈母橋が架けられ、慈母亭が建っている。かつて街に出た息子をここで待ち続けた母親の話からこの名がつき 橋のそばにはかえる岩がある。
錐麗大断崖
渓谷で最も高い2000m級の1枚岩が聳え立つ。高い山に囲まれた空を見上げると 地図上の台湾の形に見える。
忠烈(ツォンリエツー)
抗日戦線や国民党政府のために命を落とした英霊を祀るための建物。北京の太和殿を模した本殿がある。正門前で1時間毎に衛兵の交代がある。一糸乱れぬ動きで印象的だ。台湾では 1年間の徴兵の義務があり その中でも衛兵はエリート中のエリートで身長、体重、見栄えなどの厳しい審査がある。微動だせず瞬きさえも極力しないで 1時間立ち続ける。交代は見ごたえがあり 所作の一挙一動が見物客を意識し考え抜かれた一種のショーのようだ。
入り口の門 太和殿 衛兵の交代 
国立故宮博物院(クオリー・グーゴン・ボーウユェン)
主に明や清の皇帝コレクションを中心に展示してある。その宝物は日中戦争や国共内戦をまぬがれて台湾に運ばれてきた物ばかりで65万点に及ぶ。宝物は定期的に入れ替えがされているが すべて見るには30年以上かかるといわれる。最も有名な宝物は 「翠玉白菜」ですべて自然の色をいかした細工で小さいがすばらしい。葉にとまったバッタも細かい細工で驚く。その他 石器、磁器、書などや皇帝のおもちゃなども展示されている。時間がなく 中国庭園は見学できなかった。撮影禁止のため写真はない。
士林夜市

夜市見物は大雨でじっくり見物することができなくて残念だった。
タロイモから作るミルクティー「ツェンツー・ナイツァー」はおいしかった。ツアーの仲間からシャカトーという果物を 頂いた。形はお釈迦様の頭のようなサボテン状の果物で 黒い種が入っていたが とても甘い。

       


市内バス

5日目   九? 

九?は第二次世界大戦後一時期までは金の採掘で栄えた街だった。ゴールドラッシュで栄えた街も 金が掘りつくされるといっきに寂れた。映画「非情城市」のロケ地となったり「千と千尋の神隠し」のイメージの舞台となったことなどで観光客も増えた。斜面に昔を思わせる建物も残り 茶館などに姿を変えている
  
ちらり台湾 
通貨  1元=3円
台湾のフルーツ
 ★エーケイベリア・・・蜂蜜を付けて食べる
 ★シャカト・・お釈迦様の頭のようなかたち、黒い種があり甘い
 ★ワックスアップル・・りんごに似た味わい
 ★マンゴー
 ★グァバ・・・皮と一緒に食べる
 ★スターフルーツ・・星型のフルーツで星の1片を切って食べる
 ★台湾バナナ
 ★パパイヤ
 ★ドラゴンフルーツ・・龍のうろこのような外観 
グァバ ドリアン ワックスアップル 釈迦頭 マンゴ パパイヤ
漢字の不思議
 ★バイク・・・機車
 ★自動車・バス・・・汽車
 ★汽車・電車・・・火車
 ★歯・・牙
 ★カラオケ・・?拉OK
 ★セメント・・・水泥
 ★セブンイレブン・・・統一超商、ファミリーマート・・・全家
 ★汁・・・ジュース、湯・・・スープ
 ★さつま芋・・地瓜、パパイヤ・・木瓜、とうがん・・東瓜、南瓜、西瓜
生活
 ほとんどの食事は外食、シャンプーは美容院で洗ってもらう。買い物はコンビニ(便利商店)などをよく利用する。
 まとめ買いはスーパーで 毎日の買い物はコンビニでするのが普通らしい。価格はほぼ同じだそうだ。
バイクの乗り方
 バイクには乗れるだけ乗ってよい。2人乗り、3人乗りは当たり前
 バイクの運転はお父さん、荷台にお母さんと子ども、足置きにさらに子どもを乗せている

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