中欧（チェコ・オーストリア・ハンガリー）旅行（2008/4/9〜4/16)中欧（チェコ・オーストリア・ハンガリー）旅行（2008/4/9〜4/16) 成田−ロンドン（乗り継ぎ）−プラハ−ウィーン−ブダペスト−ロンドン（乗り継ぎ）−成田
チェコ・オーストリア・ハンガリーはそれぞれが北海道と同じくらいの面積を持った国で人口は約800〜1000万人ある。約640年にわたってヨーロッパ全土に影響を与え続けてきたハプスブルグ家の統治によって 多くの宮廷文化が残っている。帝都はウィーン。3カ国共に 王宮やお城など贅沢を極めた内装や家具、教会など壮大な歴史ドラマの舞台だ。あのマリーアントワネットはハプスブルグ家のマリア・テレジアの11番目の娘である。ヨーロッパを訪ねる時は もう少し歴史の勉強をして行くとより楽しめると思う。 プラハでは 1日目はボヘミア地方のチェスキー・シュテルンベルグ城（ひなびた山城）プラハ城（丘の上の城、12時には衛兵交代を見たかったが少しの時間差で見れず残念）と聖ビート教会（ステンドグラスがきれい）、カレル橋（趣深い姿で 橋上では音楽や絵などの芸人が多くいた）及び旧市街広場など、2日目はチェスキークロムロフ城（石畳の城の周りを川が流れ 城と水の調和がすばらしかった）と旧市街観光の観光。チェコはビールがおいしく、いろいろな地ビールが味わえる。また主食でもある粉ふきジャガイモがものすごくおいしかった（店によるが）。海外で初めての国境越え、日本人にはあまりなじみがない。パスポートの提示など面倒なのかなと思っていたが、国境ゲートをバスでノンストップで通過！国と国をこんなに簡単に超えられることに本当に驚いた。 ウィーンは周りを電車が走り、リンク内、外と呼ばれる。シェーンブルン宮殿はハプスブルグ家の離宮だが 内装、家具などもすばらしく、現在もいろいろな催しに使われている生きた宮殿で、かの会議は踊るといわれた「ウィーン会議」もここで行われた。市庁舎もまるで宮殿か教会のようだ。午後は自由行動だったのでいろいろ教会めぐりをした。シュテファン寺院はゴシック式の代表する寺院で、南北二つの塔がら市内を見渡せる。チケット売り場をやっと見つけて塔に登ったが、長〜い螺旋階段で、よく登ったと思う。眺めは最高だった。ミノリーテン教会（一番古い教会）には「最後の晩餐」のレプリカがありびっくりした。またペーター教会では 洗礼式が行われていた。時間があれば ゆっくり見たかったけど。ハプスブルグ家に愛された伝統の味を受け継ぐカフェ「デーメル」でリッチなお茶も楽しめた。夜、ホテルまで自力で帰ることになっていて、夜8時過ぎ、初めて電車に乗った。切符の買い方も分からないし、周りは真っ暗になるし、駅からホテルまでも人通りのない道を子供と二人地図を頼りにドキドキしながら帰った。次の日 ハンガリーに向かう途中、エステルゴム大聖堂やビシュグラード、センテンドレ（ヨーロッパ百選）などに立ち寄りながら、国境を越えた。ウィーンで食事時にワインを頼んだら、ジョッキになみなみと注がれたワインが出てきて、びっくりした。多分４００cc位はあると思う。夜は オペラ座に観劇に行くのもいいと思う。チケットは７０００〜１５０００円くらい（席によって違う）。ただ 終わりは11時頃になるのでタクシーで帰ることになる。 ブダペストは ドナウ川をはさんでブダ地区とペスト地区に分かれる。プダ地区ではマーチャーシー教会、漁夫の砦などを見学、ペスト地区でイシュトバーン大聖堂など見た後、自由行動になった。ドナウ川を高台から望むと町並みとあいまって美しかった。自由行動では ユダヤ民族教会シナゴークに行った。ナチスによるユダヤ民族の迫害の資料館などもあり 悲しい歴史を見ることができた。市場にも行きたかったが 国立オペラ座の見学ツアーの時間が決まっていたので残念だがあきらめた。ここはウィーンのオペラ座よりひとまわり小さいが 内部は優美でとても見ごたえがあった。その後リスト広場のオープンカフェでお茶を飲み、夕食後、ドナウ川クルーズに出かけた。美しくライトアップされた川辺からの景色は 昼間とは違った美しさだ。帰りは 一緒に参加したツアー仲間と地下鉄でホテルまで帰った。時間があれば 国会議事堂（まるで宮殿のよう）も是非立ち寄ってみたい場所だ。またホテルのすぐそばのスーパーマーケットで短いショッピングを楽しめた。ハンガリーワインは日本ではあまり見かけないが 味もよく有名だそうだ。 通貨はチェコはコルナ、オーストリアはユーロ、ハンガリーはフォリントとばらばらだったので、慣れない紙幣と円換算に戸惑った。この先、子供と長い旅行に行くチャンスはないかもしれないし 思い切って出かけてよかった。
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