北上・角館・弘前・奥入瀬 (H27年4月26日〜27日)

観る北上市立公園展勝地(桜100選)
北上川に沿って約2qにわたり 1万本の桜並木が続く桜の名所。今年はTシャツ1枚でもいいほどで あまりの暖かさに驚いた。桜も例年に比べ1週間くらい早いそうだ。例年だとゴールデンウィークころ見ごろを迎えるが 今年は残念ながら葉桜だった。

桜並木  残り桜 桜並木道を望む 北上川の青柳 北上川
観る角館
武家屋敷沿いに見事なしだれ桜が咲き またすぐそばの桧木内川提には2qにわたって桜並木が続いている(桜100選)
木立と重厚な屋敷構えで知られている角館は1620年 角館地方を治めていた芦名義勝によって造られた。南北に細長い角館町は中央の役場広場(火除け)を中心に 北は武家町(内町)と南は商人町(外町)に分かれている。武家町は木立に覆われ 一方商人町は町並みにさびっしりと埋め尽れ対照をなしている。町が造られた時 武家屋敷80戸、商家350戸、秋田藩の支藩としては最も大きな城下町を形成していた。
現在では石黒家、青柳家、岩橋家、松本家など数軒の武家屋敷を見学することができる。
またババヘラアイスと呼ばれるお婆さんのアイス売りがいて バスガイドさんの話によれば他にジジヘラアイス、ギャルヘラアイスなどもいるらしい。ちなみにギャルヘラアイスは60代の売り手さんのことだそうだ。

武家屋敷としだれ桜 武家屋敷 しだれ桜 ババヘラアイス 桧木内川桜並木
観る刺巻湿原
広くハンノキ林にかこまれた湿原で 国道近くの山間部に存在することは学術用めずらしいそうだ。4月中旬から5月上旬には水芭蕉祭りが開かれ、ちょうどグッドタイミングで水芭蕉が一面咲きほこり すばらしくきれいだった。ところどころにザゼンソウもみることができ またカタクリの花も咲き乱れていて心が洗われるようだった。

水芭蕉群生 水芭蕉 ザゼンソウ カタクリの花群生 カタクリの花
観る弘前城
弘前城は津軽統一をした津軽為信によって計画され 2代藩主信枚が着手し1616年に完成した。以後廃藩まで260年間津軽藩政の中心だった。初め天守閣は5層だったが1627年落雷によって焼失し現在の3層に建て替えられた。江戸時代に再建された天守としては東北地方に現存する唯一のもので重要文化財に指定されている。
桜も散っていて花吹雪がすごかった。お濠はピンクの絨毯を敷き詰めたように花筏で埋め尽くされている。本丸内のしだれ桜は今が満開で ガイドさんによると庭師の方々がリンゴの木の剪定法を模して木を低くし しだれ桜の枝が目線まで垂れ下がるような枝ぶりに作られている。それでしだれ桜の枝をかき分けるようにして素敵な写真が撮ることができる。また本丸からは岩木山を見ることができ 桜と雪をかぶった岩木山のコントラストが美しい。今年の桜祭りが終わると石垣修復工事が始まり その準備としてお濠の一部が埋められていて歩くことができる。 この角度から天守閣や下乗橋を見ることができるのも今年だけの特典だ。工事対象の石垣の一部はかなり膨らんで素人目にもはっきりわかる。今回は天守閣を移転し 10年間という長期の大工事となるそうだ。

お濠一面ピンクの花筏 下乗橋からの天守閣 本丸から望む岩木山 はねばし お濠から天守閣(今年のみ)
観る八甲田雪の回廊・奥入瀬
八甲田・十和田ゴールドラインが4月1日に開通し 積もった雪を積み上げ雪の回廊が出現し この時期しか見ることができない風物詩となっている。場所によっては9メートルの高さにもなるという。途中には温泉が点在し 道路沿いには酸ヶ湯温泉を見ることができた。
奥入瀬渓流は十和田湖畔から流れ出る奥入瀬川で焼山までの14qをいう。遊歩道が設けられ 樹木と渓流、苔むした岩などがさまざまな景観を見せてくれる。また滝も多くみられ 季節ごとにその表情は変わり美しさを堪能することができる。

名物 鶏めし弁当 八甲田雪の回廊 酸ヶ湯温泉 奥入瀬渓流 銚子大滝


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