大井川鉄道SL・トロッコ電車
JR金谷駅から大井川本線に乗り換え 新金谷駅(金谷駅から1駅)がSLの発車駅だ。新金谷から千頭まで約1時間20分のSLの旅だ。今の時期SLは1日1往復運転されている。私は千頭から南アルプスアプトラインで閑蔵駅まで行き バスで千頭まで帰るというコースをとった。アプトラインは約1時間25分の乗車となる。 蒸気機関車 SLの旅 SLの窓は開けっ放しだったが 少煙仕様の石炭を使っているため煙はほとんど入ってこない。ただ機関車に近い一番前の車両だったので時々水蒸気の水が窓から入ってきた。昔懐かしい石炭の匂いもほのかにする。後ろの車両だったら線路のカーブしているところでは機関車が牽引しているところも写真に撮れたのだがちょっと残念。ちょうど昼時だったので 大井川ふるさと弁当を買って食べながら旅情を楽しんだ。名物車掌さんがハーモニカで演奏して旅を盛り上げてくれる。
アプトライン トロッコ電車の旅 アプト式鉄道とは歯型のレールを使い急坂を登り下りするよう考案されたものだ。大井川鉄道井川線は1000分の90という日本一の急勾配を登り下りするため陸橋や枕木に新しい手法を採用している。 また大井川沿いに雄大な自然の中を千頭から閑蔵駅まで ダムや日本一高い関の沢鉄橋、数々の吊り橋などを車窓に見ながら進んでいく。見所ではゆっくり走ったり止まってくれたりとサービス満点だ。とても可愛い赤い列車だが レールの敷いてあるすぐ脇が崖だったり 斜度の激しい林だったりと際どいところを走っていてスリルがある。
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