高井戸

甲州街道宿場町高井戸から烏山寺町へ
  高井戸駅ー吉祥院ー高井戸天神社ー医王寺ー烏山寺町ー念仏堂ー蘆花恒春園ー八幡山駅
高井戸駅吉祥院       
吉祥院
中央の木造本殿の屋根の形が縦に長く特徴的。
成田さんを模して造られた築山には不動尊像や童子像がびっしり建っている。
吉祥院高井戸天神社
高井戸天神社
旧高井戸村の鎮守、江戸時代 第六天社と呼ばれていた。
鎌倉時代の創立といわれる。本殿は一度焼失したが1856年再建された。江戸彫りの粋を集めた精巧な彫刻が施されている。昭和の初め頃まで 日照りが続くと雨乞い神楽が奉納され 必ず雨が降ると伝えられていた。また昭和40年頃までは宵宮に氏子が5人づつ当番制で拝殿にこもって酒を酌み交わしながらいろいろな話をする「おこもり」という行事も行われていた。
高井戸天神社医王寺
医王寺 
薬師堂が西に向いていることから西向茅野薬師と呼ばれ眼病に霊験があるといわれお目玉薬師といわれ 敷地内に枯れることのない湧き水の池があり、眼病平癒を祈願して魚をこの池に放すと 眼病は治り代わりに放した魚が片目になったという伝説がある
医王寺烏山寺町(26寺)
妙高寺  多聞院                釈迦涅槃石の浮彫り碑       仏足石

源正寺            江戸の名工藤原正二次の天水桶がある 幸龍寺        君が代にも歌われているさざれ石 存明寺 住職の書かれた教えが門に掲載されている

稱往院 そば打ちに夢中の弟子のために建てたそば打ち禁止の碑 ○○庵発祥の地 永隆寺 徳川家康の囲碁の師匠日義上人の創立 人間国宝の落語家 三遊亭圓生のお墓がある 宗福寺   渡り廊下が趣がある

妙壽寺 
宮澤賢治のアメニモマケズの碑  客殿は旧鍋島侯爵邸 震災で焼けた名工藤原正次作の梵鐘  趣のある灯篭

専光寺          喜多川歌麿のお墓 高源寺             鴨池           鴨がスイスイ

烏山寺町念仏堂蘆花恒春園八幡山駅
念仏堂 粕谷村地蔵尊 蘆花恒春園
左:徳富蘆花旧邸   中央:旧邸内   右:徳富蘆花・愛子夫人のお墓

蘆花恒春園 
徳富蘆花は明治から大正にかけて「不如帰」や「自然と人生」など多くの名作を表し 名声を博した。蘆花は明治40年青山からこの粕谷に移り住んで ここを恒春園と名づけ 自ら「美的百姓」と称して晴耕雨読の生活を始めた。蘆花没後 愛子夫人は遺品一切を含め 蘆花を偲ぶ公園として多くの人に楽しんで欲しいと東京都に寄付した。 園内には旧邸や記念館、お墓があり無料で公開されている。

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