護国寺・巣鴨とげぬき地蔵・六義園

護国寺

徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって1681年に建立された。本尊は如意輪観音で江戸三十三箇所観音霊場の十三番札所である。
本殿や仁王門、不老門は戦火にも焼け残って当時の姿を残している。
仁王門 参道 手水鉢 不老門
不老門から本殿を望む 多宝塔 本殿と桜 お釈迦様像


巣鴨とげぬき地蔵

とげぬき地蔵の名で親しまれているが 正式には曹洞宗萬頂山高岩寺である。1596年江戸湯島に開かれ役60年後下谷屏風坂に移り、巣鴨には明治24年(1891年)に移転してきた。ご本尊は「とげぬき地蔵」として霊験あらたかな延命地蔵菩薩で、こちらの地蔵菩薩様は秘仏で残念ながら拝見させていただくことはできない。
洗い観音は聖観世音菩薩で 水をかけ自分の悪いところを洗うと治るといわれている。今の洗い観音は長い間洗われつづけ磨り減ったので 平成4年に新しく開眼されたものだ。
巣鴨商店街 高岩寺門 とげぬき地蔵尊境内 洗い観音

六義園

六義園は徳川綱吉の側用人 柳沢吉保が自らの下屋敷として造営した大名庭園である。 丘を作り水を引いて池を作り 起伏のある景観を持つ回遊式築山泉水庭園である。将軍綱吉も頻繁におとづれ名園としても名を馳せた。 幕末まで柳沢家の下屋敷として使用されたが、明治になって三井財閥の創始者・岩崎弥太郎が購入し 荒れ果てていた庭園を整備した。 戦火にも焼け残り 昭和13年 東京都に寄贈されて現在一般公開されている。
お休みどころ しだれ桜 キンクロハジロ こぶしの花
   六義園の庭園


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